2014年 05月 17日
岡本太郎美術館
ばらを見た後、岡本太郎美術館が近くにあると知り、行ってみました。
近いと行っても広い生田緑地公園の中、坂を下りたり登ったり、緑の中をひたすら歩くと、突然シンボルタワーが見えてきました。
岡本太郎といえば「太陽の塔」ですが、渋谷駅井の頭線入口に巨大壁画「明日の神話」があります。
メキシコで制作して一時行方不明になっていたのを無事日本に運んだ と以前テレビでやっていたので
見に行ってから、その奇抜な色使いや溢れるパワーに興味を覚え、他の作品も見てみたくなったのです。
美術館に入ると目に飛び込んでくるのは、やはり赤や青などの原色や激しいタッチ。
十代の頃フランスにわたり抽象的画風やシュールレアリスム、またピカソの影響を受けたそうで、確かに
心の叫びが伝わってくるようでした。
特にその頃、私もなんかモヤモヤしていたので、原色濃淡激しい色と、流れる筆遣い、時には爬虫類を連想するような あまり心地のよくない絵が 逆にそのモヤモヤを吐き出してくれるような気がしました。
さらに等身大の岡本太郎像があったのですが、とても小柄な人でした。
その事がさらに親近感を覚え、なんか煮えたぎる情熱があふれ出てしまっているように思えました。
帰り中にあるカフェに寄り、池にあるオブジェやしっとりと濡れて緑を濃くしている樹木を眺め、
リラックスしてから 帰路に着きました。
by ri-lica
| 2014-05-17 23:50