2014年 01月 09日
上野公園散歩
国立西洋美術館の外庭には ロダンの彫刻がいくつかあります。
今までは 「あ、あるな」くらいにしか見てなかったのですが、今回少し調べてみました。
トップのはカレー市民。英仏100年戦争の際自ら人質になった英雄の市民だそうな。
これは 「地獄の門」
最初は ダンテの”神曲”をイメージして作られたとか。
ダンテの”神曲”って 欧米文化ではよく 引用されるようですね。
私の好きな ダン・ブラウン最新刊も それをモチーフとか
(まだ 買ってないけど、文庫になってからにしようかと悩む)
映画 インセプションも 神曲をイメージ?
中央にあるのは ”考える人”なんですって。(初めて知ったー)
上には アダムさん (あのアダムとイヴの)
こちらが イヴ(エヴァ)さん
過ちを犯し恥じている様子でしょうか?
そして出ました。 考える人
最初はダンテそのもののつもりが 苦悩する普遍的人物となったそうです。
これは原型から 拡大されたものらしい。
ロダン彫刻は 原型に基づき承認を経て鋳造されるらしいです。
ここにあるのは 松方さんが注文して鋳造されたそう。
過去の財閥凄し!
美術館を出て、そうだ、 モネの睡蓮を見たから不忍の池の蓮(睡蓮じゃないけど まいっか)を
見てみよう。・・・と散歩開始。
途中
こんなトーテムポールを見つけたり、
大道芸人よりそれを見る女の子とワンコが可愛かったり・・・。
沿道には浮世絵行灯が 並んでいました。
モネも愛した浮世絵だから?
そして 迷いながらたどり着いた蓮池は・・・
こんな感じ。
そりゃ 冬ですものね。
一眼持ってると目立ってしまうのか、 こんな枯草 何撮ってるのかと外国人にチラ見されちゃいました。
でも ”洗心” の文字に癒されたり
お地蔵様にご挨拶したりして戻ると
こんな珍しい松を見つけました。
歌川広重 名所江戸百景 ”月の松” とあります。
日本人特有の 盆栽の一種かしら
”松”は 和よね
・・・と洋な気分で美術館をでましたが、帰りはすっかり和な気分に浸っておりました。
後で調べると 清水寺観音堂で 「月の松」が150年ぶりに再現復活
足立区の造園業の方が3年がかりで完成させたそうです。
帰り上野駅改札を抜けると可愛い店があったので ちょっと寄りました。
パンダのお正月バージョン
あ、友人Sちゃんの好きな マトリョーシカ
もしかして 流行ってる?
パンダと 西郷さん?
今日は写真だけで ごめんなさい。
by ri-lica
| 2014-01-09 13:00